VDT症候群

いろいろな目の異常や病気を解説します。

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視野、視力障害を起こす病気

角膜、水晶体、ぶどう膜、網膜、視神経などに異常が生じると視野障害が起こってきます。
角膜は、眼球表面で外界と接しているため、涙の分泌量が低下して乾燥すると、異物が入りやすくなります。
また、角膜内の酸素の量が極端に減ると、混濁して、光が網膜に届かなくなり、視力障害が起こります。
代表的な病気は、角膜炎、角膜潰瘍、角膜ヘルペスなどです。
水晶体は、虹彩と瞳孔の後ろ側にあるレンズ状の器官のことです。
目のレンズとしては角膜の方が強力ですが、水晶体は変形することにより、ピントが合う位置を変えることが出来るという大切な役割を有しています。
この水晶体が老化などによって濁り、視力が低下するのが白内障です。
脳からの視神経が太い束となって眼底に入ってくる部分を視神経乳頭といいます。
眼圧が上昇すると、視神経乳頭が圧迫されて視野の一部が欠けるなどの障害が現れます。
これが緑内障です。
視神経にも異常が起こります。
視神経に炎症が生じて、視力が低下し中心が見えにくくなる視神経炎、視神経に栄養を供給する血管が詰まって、視力が低下する虚血性視神経症などです。

目の機能の異常

目の機能(はたらき)の異常の代表は近視や遠視、乱視などの屈折異常です。
他にものが二つに見えてしまう複視や斜視は、眼球の外側についている眼球を動かす外眼筋の異常で起こります。
また、眼球の中には、水晶体の屈折率を調節する筋肉があります。
この筋肉の働きが低下して、近くにピントがあわせづらくなるのが老眼です。

目の附属気の異常

白目が充血して、目やにをともなう病気が結膜炎で、ウイルスや細菌などの病原微生物の感染やアレルギーなどが原因で起こります。
まぶたの病気には、感染によってまぶたが腫れる麦粒腫(ものもらい)、マイボーム腺がつまってしこりができる霰粒腫(さんりゅうしゅ)があります。
また、またまぶたが下がって目が開けられない眼瞼下垂(がんけんかすい)なども起こります。
涙は、上まぶたの外側にある涙腺から分泌され、目の表面を潤した後、一部は蒸発し残りは目の内側にある涙点から涙嚢にはいり、鼻涙管を通って鼻腔へ流れます。
涙が流れていくルートを涙道といい、涙腺や涙嚢、鼻涙管などを涙器といいます。
この涙器に起こる病気には、鼻涙管狭窄・閉塞などがあります。